[1]体臭の原因は何か
体臭とは言葉の通り「体の臭い」のことです。より具体的に言えば、皮膚にある皮脂腺・汗腺から分泌された脂質が酸化することによって発生する臭気のことです。
体臭はなかなか自分自身では気づきにくいものです。体臭については近しい人に指摘されたり、周囲の人が不快感を示したりすることで気づくこともよくあります。体臭は、長い期間入浴しなければ、誰でも発生してしまいます。しかし、毎日入浴していても体臭がするのはなぜなんでしょう？
体臭の発生の元には、
(1)汗腺(エクリン腺):皮脂と汗とが混ざり合うことで雑菌が繁殖して体臭が生じる。
(2)脇の下、乳輪、外陰部などにある汗腺(アポクリン腺):汗に鉄分、アンモニア、尿素、脂肪などが含まれて臭いを発する。
(3)皮脂腺:皮脂腺から分泌された皮脂が空気に触れて酸化して、体臭が生じる。
などが挙げられます。
体から発せられる臭いの強さは人それぞれで臭いにも個人差があります。生きている限り人間は、垢が出たり汗をかいたりして体はどうしても汚れていきます。このような自然な体臭は、清潔にすれば解決するものですから、それほど気にする必要はありません。ただ、病気が原因の体臭は、少し注意が必要です。
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(C)2007 体臭、口臭、ワキガ、体の悩みを解決！
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